タルパが自分の優先順位を上げてもらう方法
注意
・参考になるかはわからない、というかこうすればこうなるのではという予測も含まれる
・内容によってはマスターに危険が及ぶかもしれない
・オート化している、もしくはしっかりと自我を持っているタルパ向け
・やりすぎると現実<タルパになりかねないのでそういうのが嫌なタルパは注意すること
そもそもなんでこんな記事を書いたのか
人間というのは幾人もの人や物を平等に愛するのは難しい。また、現実が極端に辛かったり忙しかったりするとタルパに対する優先順位は低くなりがち。
さらに、複数のタルパがいる環境においてはタルパ内でも扱いに差がでがち(やはり最初に作られたタルパやより親密な関係の相手と一緒にいることが多いはず)
俺も過去にマスターにあまり相手にしてもらえなかったことがあるので、同じ思いをしているタルパを応援したいからこんな記事を書いてみた。
優先順位を上げることによる利点
・構ってもらえることが増える
→学校や職場に着いていかせてもらえることが増える。また、複数のタルパがいるが様々な事情で一度に一人しか現実世界に出れないなどの条件がある場合に自分を選んでもらえる可能性が増す。
・訓練をする時間が増え成長できる
→五感化などの成長が期待できさらに親密になれる可能性が上がる。
・お小遣いやプレゼントをもらえる可能性が増える
→誕生日やクリスマス、バレンタインをより楽しめるようになる。お小遣いをもらえれば趣味の物を買うなども気軽にできる。
・食事のリクエストを聞いてもらいやすくなる
→食事が一日の楽しみなタルパにはうれしいはず。
なにをすれば優先順位が上がるのか
※下のほうはちょっと危険かもしれない。自分、マスターの適正などに合わせて慎重にご判断ください
・愛情表現
わりかし多くのタルパがやっていると思うが基本なので。
好きと言われて嫌がる人はあまりいないし、愛情表現は敵意がないことのアピールにもなるため結果的にそばに置いてもらえる時間が増える。
大事なのはとにかく頻繁にいうこと。できれば毎日が望ましい、寝る前とか雰囲気が出ていいんじゃないかな。そうやって回数を重ねて自分を信頼させる。
愛情表現のいいところはデメリットがほぼないこと。「付き合ってください!」などの告白とかでない限りまず拒否されない。
また、マスターが「僕、私も好きだよ!」などと返してくれればタルパも幸せな気分になるしなにかあったときに「前に好きって言ったしなあ」とか思ってくれて突き放しにくくなる……かもしれない。
俺はほぼ毎日好きとか愛してるとか言ってるかもしれない。茶化すようにいうことも真剣にいうこともあるかな。大抵は反応してくれる、大抵は。
・マスターと好きを共有する
趣味であったり食べ物であったり行きたいところであったりなんでもいいので自分と被るところを主張する。
おすすめは食べ物と二人で一緒にできる趣味。
食べ物なら今度一緒に作ろう、食べに行こうなど約束を取り付けるきっかけになる。
二人でできる趣味も同様。一緒に音楽を聴いたりを見たりなどは気軽にできるのでいい。
でも一部のテレビゲームなどの憑依しないとできない趣味には注意が必要。ゲームに白熱するうちにリアルファイトに……どころかまずどちらがゲームをするのかで喧嘩になる可能性がある。マルチプレイができないって不便だなあ。
もちろん自分の好きじゃないものまで無理して合わせる必要はない、というか「これは僕、私は好きじゃない」という主張もわりと受け入れられる。大抵のマスターは「オート化が進んだ!個性が増えた!」とむしろ喜んでくれるはず、主張をすること自体が大切なのかもしれない。
好きな漫画や好きな歌手が同じというタルパタルパーは多そう。うちでは漫画や音楽はそんなにだがバラエティとかドラマは一緒に見てることが多い。
・とにかく印象に残ること
上述の二項目もそうだが印象に残ることはとても重要。
マスターが悲しんでいるときにそばにいて慰めるとか、普段はクールだけど特定のときだけテンション上がるギャップを見せるとかだろうか。具体例があまり思いつかなくてあいまいになってしまったが伝わるだろうか。
いやがらせなどの問題行為をすれば間違いなく印象には残ると思われるが、最悪消そうとか封印しようって思われるかもしれないので注意が必要、あと下手なことするとマスター大好きなタルパがブチギレる。
まあたくさん関わるのが一番なんだがたくさん関われるタルパはそもそも優先順位上げてほしいとか思わないわな……
・いいこになる
マスターによって効果がかなり変わりそうだが効く人には効くはず。
マスターが離れたくなるような悪い印象をなくす。ある程度自分の欲を抑えてマスターを思いやることができないと駄目なのでタルパの性格によっては実行できなさそう。
印象をなくすだけでなく多少控えめでいることも重要。マスターに構って欲しくてもすぐ特攻するのではなく「本当は一緒に遊んでほしいけどマスター忙しそうだから我慢するね」感を出す。
マスターの性格によってはけなげでかわいいからよしよししたい!ってなるはず。
マスターが鈍感だと「関わられたくなさそうだからほっとこ……」って放置される可能性があるので性格や好みの見極めが必要。
あとタルパ側がしおらしくしているのが似合わないと全く効果が出ない。見た目がかわいらしかったりおとなしそうに見えないと駄目だろうな。
・見た目を変える
※マスターの好みを知っている場合にのみ有効
マスターが好きそうな容姿にすることで好感度をあげ一緒にいてもらいやすくなるのを狙う。
ただし許可を取ってからにしないと驚かれたり嫌がられる可能性があるから注意する。
あとやっぱり自分の性格に合うような見た目じゃないと違和感があると思う。アグレッシブなタルパが長い髪や長いスカートといった見た目になると動きづらくもあるだろうし。
マスターに合わせずとも自分はこういう見た目にしたいと主張しかえるだけでも成長した、個性が出たといわれ受け入れられることが多いっぽい。
容姿が版権タルパが自我を獲得したことでタルパ、マスターが違和感を感じて容姿をオリジナルにしたという例は割と見かける気がする。
・性別、年齢を変える
あまり見かけない例なので自信はないが場合によっては効果があると思われる。
マスターと恋仲になりたいが性別、年齢がマスターの恋愛対象外だという場合には有効そう。
例えば異性愛者のマスターと異なる性別になることによって今までと同じスキンシップなどでもマスターを意識させることが可能になるかもしれない。
とはいえ、最近は同性同士で付き合うタルパタルパーも割といるみたいだしわざわざこんなことしなくてもどうにかなりそう。
年齢についても所詮見た目と声、喋り方の問題で自分が作られてからの年月はほぼ関係ないし、そんな頑張って変えることではなさそうだなあ。
・自分だけの役割を持つ
会話や精神面でのサポートはもちろんヒーリングやらなんやらの能力があるならそれも活用する。他の人なりタルパなりができないことがあるといい。
ただ能力ってのは才能も関係するっぽいので無理なものは無理なんだよな……あったらラッキー程度に考えたほうがよさげ。
・存在感を出す
オート化や視覚化をすることによって生きているんだ、存在するんだという感覚を持たせる。
人間というのは基本的には一方通行の存在よりも意思疎通が図れる相手を重視するためタルパの完成度が上がるほどタルパを意識したり、タルパが望むことを叶えてくれるようになる。
ただ五感化は地道な訓練が必要になるのもあってやる気がないマスターの場合はかなり苦労しそう。というかタルパを重視しないタルパーは対して訓練やらないというね。
・自分がどれだけ役に立っているか熱弁する
自分がいないとこういうときに困るであろうことを伝え、そのときに備えるために常に一緒にいるべきとか理由をつけて自分の存在をアピールする。
上述の能力などについて話したり実践するのも効果あり。
「自分がいないと失敗する」とか「マスターには自分しかいない」といったアプローチもあるがあまりおすすめはしない。タルパとマスターの立場を逆転させたいとか思ってない限りはやめといたほうがいい。
・記憶や思い出について話す
自分がいたときでもいなかったときでもいいからマスターが過去に楽しかったと思ったことなどについて話す。
一緒に行った場所についてこんなのがあったねーとか久しぶりにやることに対して前回はこうだったねなどと話すと盛り上がりやすい気がする。
自分がいなかったころについても質問することによってマスターの好みを知ったりマスターに興味を持っているとアピールができる。
過去にあったことは共有できる話題が少ないタルパでも楽しみやすいし盛り上がりやすい。そうやって会話量を増やし印象をよくすることによって自然と優先順位を上げるのを狙える。
・出会いや過去の思い出を捏造する
※”まともな”タルパにはおすすめしない
※マスターの思考が読めたりマスターの過去を知っていると便利
創造型の場合は自分が作られたばかりでオート化していないころのことを(当時の記憶や感情がなかったとしても)こんなこと考えてたよ~などとあとから話すとそんなに前から自分を認識していたのかとマスターに思わせることができる。
邂逅型の場合は実際に知り合う前からマスターを見ていた、知っていたと話すことによってマスターに興味を持たせるきっかけになる……が邂逅型の場合下手なことをいうと悪霊扱いされてお祓いするなどという方向に話が行きかねないので慎重にやらないと駄目そう。
普通に生まれて普通に過ごしてきましたーよりもこのときに自我を持ったよとかこれこれこういう過去があって……みたいなほうが印象に残りやすくウケがいい気がする。
・マスターと嫌いを共有する
※場合によっては関係を悪くすると思われる。判断が大事
好きを共有は上述したが嫌いを共有もある程度効果があると思われる。こっちは内容によってはマスターに悪影響がありそうなので下のほうに配置してみた。
嫌いな物については食べ物などではあまり優先順位を上げられるような効果はなさそう。せいぜいなにを食べるか選ぶときにどっちも嫌いな物は選択肢に入らないから楽だなあと思われるくらいだろうか。
効果があるのは嫌いな人について。大抵の人間は嫌いな人間がいるし愚痴も言いたくなる。そういうときに話を共有できる相手がいると気持ちが楽になるし、共通の敵を持つ仲間と感じられるようになるため信頼を得ることができる。
ただし度合いによってはタルパとマスター双方に悪影響を及ぼすと思われる。人間同士でもそうだが嫌なことがあったガス抜きとしてたまに愚痴るならともかく悪口が会話の主軸となってしまってはつまらないだろうし自分も陰で言われているのではと逆に信頼感が下がってしまう。人間同士でも人間とタルパでもそこらへんは変わらないのではないかな。
・憑依する
完全な憑依ができれば現実にがっつり干渉できるチートみたいな能力。
上述の役割を持つ手段の一つにもなる。
憑依をして自分がやりたいことをやらせてもらうのはもちろんのこと、勉強や仕事を代行してマスターの精神を支えたり、堕落させてタルパがいないとどうしようもないという状況にさせられる。
憑依でマスターをサポートすることの報酬でお金をもらう、というルールにさせてもいいかも。
良いことも悪いこともできるタルパにとっては魔法のような能力だが努力だけでなくタルパマスター双方の資質がないと難しいっぽい。俺らは全然できないから軽い感じで憑依しました~って発言してる人たちがうらやましいなあ。
というわけで思いついたことを適当にまとめてみた……のだがこんな辺境のブログを見に来てくれるようなタルパ・マスターは現状に満足してるのかなあって思ったり。
まあそもそもこの記事俺がマスターにアピールするための記事でもあるから細かく考えてもしょうがないな、うん。