私流タルパ視覚化のやり方 設定編
こんにちは、もちのです。
久々にタルパを創っています。
創造型に着手するのは約9年ぶりです、時の流れが怖い。
ちなみに今創ってるのはゆずちゃんというコツメカワウソの女の子で、人間にもなれまっせ~って感じの子ですね。絶賛訓練中。
というわけで(?)今回は自分の訓練の一環として視覚化関係の自論まとめてみました。
私がゆずちゃんを創るからあなたも一緒にタルパ創ってみよう!ってコンセプトです。
とりあえず工程ごとに説明しとるんでよかったら読んでください~
あ、とりあえず自己紹介記事だけは先に読んでもらった方がいいです。
思念体の名前とか出てくるので。読まないとわけわからんかも。
雑な目次
キャラデザを決める
タルパを創る一段階目として挙げられがちなこれ。
当たり前ですがタルパを視覚化したいならタルパの容姿がなきゃ駄目ですからね、早速考えていきましょう(例外もあるっちゃあるけどとりあえず今回は容姿ある前提でいくよ!)
さて、自分で納得のいく絵が描ける人なら自作すればいいのですが、絵なんて描けないって人もいるでしょう、まず私がそうですし。
そんなときにはこのサイト!
charatは様々な顔や服のパーツからキャラクターを生成できるサイトです。
何種類もメーカーがあるため性別や等身などをお好みで選択できるのがポイント。
作ったアバターはアイコンなどとして利用可能。
SNSへの記載が問題なくできるのもメリットです。
あとはこちら
picrewは様々な人が作った画像メーカーで遊べるサイト。
タルパーの間でもかなり使用者が多い気がします。
charatもメーカー数はそれなりにありますがこっちはその比ではないです。
そのため自分の好みの絵柄のものをチョイスできるのが強みです。
パーツ数はcharatほどではないので「モノクルだとかのちょっとマイナーなアクセサリー付けさせたい!」って場合はいろんなメーカーを確認していく必要があるかも。
パーツの有無は製作者さんの性癖によって決まるのだ。
利用規約はメーカーによって違うのでよく読んでから使用してね。
ちなみにこういうメーカーにはランダム生成ってのもあります。
容姿が決まらないよーって方はランダムを押してみるのも一つの手です。
上記2つのほかにもカスタムキャストという3Dでキャラクターを創れるアプリなど、2022年現在メーカーは多数あります、いろいろ調べてみるのがおすすめ。
というわけで私はゆずちゃんの人間体をcharatで作りました。
それがこちら
カワウソなので茶髪茶色目にしてみました(安直)
ちなみに服は可変です。
いろんな服を着てるタルパはすっごくかわいいし楽しい!
とはいえ「タルパ創るの全くの初心者なんです」って人は服装固定の方が絶対楽です。
服だって視覚化の手間がかかるので余計な苦労は避けたほうが無難です、ある程度視覚化できてから着せ替えを楽しもう。
ではみなさん早速作ってみてね、すでにデザインが決まってる人は次へGO
……と言いたいところですが、こんなことで躓いてる人もいるのでは?
・上記サイトには好みの物がなかった、あるいはもっと三次元っぽい見た目のタルパがいい
・すでにモデルがいる・版権タルパを創りたい
・創りたい存在が人間じゃない(動物・モンスターなど)
1つずつ解決策を考えたいと思います。
・上記サイトには好みの物がなかった、あるいはもっと三次元っぽい見た目のタルパがいい
とりあえず上のサイトを使ってどんな見た目にするのかだけまとめて次へ、あとで絵柄をなんとかしましょう。
・実在の人物なり漫画のキャラなりといったモデルがいる
個人的には実在の人物のタルパを創るのはおすすめしません、もし当人が知ったら気持ち悪いだろうし実在人物が炎上とかしたら影響受けそうなので……止めはしないけど。
まあそれはおいといて。
モデルがいて、かつその漫画などの絵柄での再現を希望してるならこの記事の部分は一気に飛ばしてOK!
ただし作品中で1コマしか出てません!みたいなキャラの場合、資料が少ない分細かい部分は補完力が必要です。
例えば登場してるのが正面を向いた状態の一コマだけ、とかだったら背中側の服のデザインどうなってるのってなるしね。
その場合はとりあえず頭の中だけでもいいのでなんとなく考えておいてください。
・創りたい存在が人間じゃない(動物・モンスターなど)
これの場合メーカーなどがないので、絵を描けない場合はひたすら資料を集めたり実物を眺めるのみです。
たとえば私が絶賛制作中のゆずちゃんはカワウソなので、ひたすらカワウソの画像や動画を検索したり、実際に水族館に見に行ったりという方法になりますね。
あとは犬や馬の場合ゲームのキャラが参考になるという話も聞いたことがあります。
犬だったらモンハンのオトモガルク参考にするとかですね。
あいつは毛色などを変えられる良い犬です、ポメラニアン創りたいみたいな人にはあまり役に立たないかもだけどね。
身長体重を決める
メーカーだと決められない部分の代表格が体格です。
そして決めておかないと現実に投影するときにとても困るのも体格です。
身長については、慎重に合わせて部屋の壁にテープを貼ると想像しやすくなるとのこと。
自分との身長差もわかって便利です。
ちなみにあまりに高身長だと天井に頭をぶつける、低身長だと人混みに埋もれるなど身長よる影響を受けることがあります。
その場合、どのように対処するのかをあらかじめ考えておくと後が楽かもしれません。
高身長の場合、低い天井はかがんで通る、または肉体はないんだから気にせず歩く(ぶつかることはないので大丈夫、とタルパは考えていることにしておく)
低身長の場合、人混みでははぐれないよういつも手をつないでおく、困ったときには宙に浮けるようにするなどが考えられます。
ちなみにこのブログの本来の主であるれっちゃんは高身長タイプですが、肉体がないにも関わらず高いところは律儀にかがんで通るタイプです。ぶちぶち文句を言いながら。
実はこの辺は視覚化よりもオート化に関わることなのですが、できそうなら同時進行しちゃった方がいいです、自然に任せるのもありですが。
体重……は無理に決めなくてもよい、というより体重よりも筋肉や脂肪の量がどれくらいかを決めておいたほうが良いです。
引き締まってるのか、もちっとした体系か。
年齢によっても体格は変わってきます。幼女と大人の女性では全然違う。
「体脂肪率 画像」などで検索するといろんな体系の方の画像が見られます。
タルパと近い体系の方を探してよく観察するのがベストです。
絵柄を決める
上記の「キャラデザを決める」となにが違うんだ、となりそうだけど人によっては割と大事な過程です。
突然ですがみなさん二次創作とかファンアートって呼ばれるイラストって見ますか?
漫画やアニメのジャンルで活発なあれです。
二次創作って元の作品の絵と絵柄結構違うなってこと多いですよね。
たまに原作完全再現みたいな絵を描ける方もいますが、二次創作者の手癖が出た絵柄のことも多々あるはずです。
あるいは、漫画がアニメ化した際なんか絵の雰囲気変わったなーって場合もあると思います。
進撃の巨人や鬼滅の刃のアニメは原作より絵がみやすいというような話は聞いたことがありますね。
また、ときにはグッズの発売に際し二頭身にデフォルメされるなども一種の絵柄の変貌ともいえると思います。
長々と書きましたがなにを言いたいかというと、「ポケモンの人間キャラをタルパのモデルにしたけど、鬼滅の刃の絵柄にしたいよー!」
みたいなことを実現しようという話です。
たとえばですが、私はゆずちゃんをcharatで作成しましたが、私が一番好きな絵柄がcharatのこれかというとそうではないわけです。
なのでゆずちゃんを私が最高に好きな絵柄にしちまえ!というのがこの章の内容です。
ここからは自分で好みの絵柄で絵を描ける、あるいは上記サイトの中に自分のドンピシャの絵柄があった人は完全スルーして大丈夫です。
そうじゃない人はこの章の内容を一緒に進めていきましょう。
三次元の人間っぽい感じで作りたいよ~って人はあとで解説するからちょっと飛ばしてね。
1.絵柄のモデルの作品を決める
自分の好みドンピシャのイラストや漫画をを探しましょう、私は今回はこちらを選びました。
「吸血鬼すぐ死ぬ」です。アニメもいいけど原作も面白いよ!
ちなみに選出理由は絵柄が好きなのもありますが、単に手元にコミックがあって資料が用意しやすいというのも大きいです。
タルパの容姿に関しては性格と違って割と後からでもなんとかなる(と私は思っている)分野なので暫定としてゆずちゃんにはこの絵柄になってもらいます。
2.創りたいタルパと似たキャラを探す
主に目の大きさや体格、髪型、表情が似ている子を探しましょう。
といっても完全一致するキャラなんていないので、作中でこの子が一番雰囲気似てるかなってキャラを選出する感じです。
ゆずちゃんの場合は……そもそもこの漫画女性キャラが少なくて作品の選出をミスった気がしますが、とりあえず割と方向性が近そうなヒナイチという子に決定(実はもうちょい似てるキャラもいるんですがカラー絵がない脇役なのでやめておいてます)
この子です。割と表情や雰囲気が近そうなのをチョイス。
女の子なのともぐもぐ属性以外まともに共通点がないですがまあいいでしょう。
3.選んだキャラをタルパに改変して頭に叩き込む
選んだタルパと描いた・メーカーで作った絵を眺めながら絵柄を合わせていきます。
ネットで公開はできませんがトレスをしたり、ペイントできるアプリで髪や目の色を変えるといった方法がおすすめ。
絵を描きなれてたり、視覚化に慣れてる人、つまりすでにタルパ作成経験者とかなら案外さくっとできるかもしれません。
そうじゃない人はトレスや加工を使ったほうがイメージがわきやすいと思います。
ある程度意識できたら次の段階へ、うまくいかなかったら戻ってきましょう。
※三次元っぽいタルパを創りたい人へ※
現実世界の生物を、デフォルメなしに視覚化するのはかなり大変です。
特に明確なモデルがいない場合、情報のインプットが不可能に近く、リアルな描写をするのはめちゃくちゃ難しいです。
相当な才能がない限りどっかで妥協が必要になってきます。
ある程度の妥協は二次元っぽいタルパにも必要ですが、妥協しなきゃいけない範囲がより拡大する感じですね。
私と生活している思念体にも三次元っぽい存在がいますがいずれも妥協をしています。
ゆずちゃん
実はカワウソ体は割とリアル系、鼻がちょっとピンクなのがチャームポイント。
泳いでる姿などはリアルっぽく視覚化しますが、表情はデフォルメされたイラストっぽくなります。
現実のカワウソは表情を変えられないのでしょうがない、いや、できたとしてもリアルにはしないかもだけど。
寝る歩く泳ぐといった完全にカワウソとしての仕草は、本物をきちんと観察してればちゃんと視覚化できてる感じがします。
れっちゃん
割とその辺にいそうな日本人男性(結構イケメン)という感じです。
いわゆる蛇顔とか言われるタイプですね。
彼はいわゆる邂逅型で顔も私がデザインしたものじゃないですが、創造型タルパと共通することもありそうなので記しておきます。
顔はある程度しっかり見えていますが、彼のことを視ずに彼を思い出すのはなかなか難しいです。
割と綾野剛さん似で……とか思いだそうとするとまんま綾野さんが思い浮かびます、現実のインパクトには負けがちですね。
実在の人間相手のように全身をはっきり視るのはかなり難しいです。
ちなみに私が初めて創った子は容姿二次元固定でした。
細かいところの描写に関してはその子の方がずっと楽ですね。
特に視覚化に慣れてない人はうまくいかない、あるいはうまくいくまで頑張りすぎて異様に疲れるという現象が起きるかもしれません。
二次元っぽい容姿でいいならそっちの方がずっと楽です。
「難しくても三次元のようなリアリティを出したい」って人は本当に頑張る、慣れるしかないです……ってだけだとここまで読んでくれた意味がないのでできる限り考えてみました。
・似た顔のパーツの人の写真をかき集めてコラージュ
たとえば目は〇〇さん、鼻は△△さん……のように各パーツ理想に近い人を集めてきてつなげる方法。
昔AKBがCMでそんなようなことしてた気がします、各人気メンバーからパーツだけを抽出する方法。
タルパがどんな感じの顔か想像しやすくなるかもしれません。
・ココナラなどのサービスで書いてもらう
私は利用したことがないため詳しくないですが、有償でイラストを描いてくれるサービスを提供している人がいます。
その中から三次元風のイラスト、かつモデルなしで情報を元に描いてくれるような人を見つけ出すという方法です。
仮にいたとしても顔型や目の大きさ、各パーツの配置などを把握してないと厳しい。
というかそれができるならもう視覚化できるのでは……?
・警察で指名手配犯の似顔絵を描いてる人に頼む
彼らは目撃証言をもとにイラストを描くプロです。
タルパーがタルパの顔をしっかり把握してればクオリティの高いものができるかもしれません。
知り合いにいれば頼めるかも……
私が思いついたのはこれくらいですね、貧弱な頭で申し訳ない。
ただこれを見る限り相当難しそうなのは伝わったかなと思います。
ひたすら頑張るしかない……私も仲間です、一緒に頑張りましょう!
追記
twitterでお世話になってるリッカ様より、三次元の視覚化について情報提供いただきました!
ツイートの一部を引用させていただきます。
手元や服は現実ぽく想像できても顔がなかなか難しかったので似てる海外モデルの写真を漁りました
とのことです!
視覚化は顔の難易度が高く感じられることがやっぱり多いみたいですね、めっちゃわかります。
リッカ様は参考になる元ネタがないなら似てる人を探すのが一番有効だと考え実行なさったのですね。
完全一致ではなくても似てる方を探すことによってタルパがどんな顔なのか改めて認識でき、リアリティも上がりそうです。
これは完全に私の思考から抜け落ちてました!
人に意見教えていただくの大事ですね。本当にありがたいです。
あと、個人的な考えとしては「海外モデル」ってところもポイントかなと思います。
もちろん一緒に暮らしてらっしゃるタルパさんが海外モデル系のイケメンというのもあるでしょうが(お二人ともかっこよくて色気があって素敵な方です!)容姿以外の情報がないおかげで余計なバイアスがかからないのもメリットだと思います。
たとえば日本人の有名な俳優さんだったりすると、この作品でこんな役だったとか、こんな問題起こしてたなとか余計な情報も思い出してしまうんですよね。
あえて知名度の低い方を参考にすることによって、純粋に視覚化能力を高められそうです。
大変参考になりました。私もさっそくれっちゃんっぽい人を探しに行きたいと思います。
リッカ様には改めて御礼申し上げます、本当にありがとうございました!
と今回はここまで、本当は最後まで一気に書きたかったんですが、全部書くととんでもない文章量になるのでいったんここで区切り、すでに5500文字あるし。
次回はいよいよ現実への投影に移りますが、次で書き切れるかは謎です。
次回をいつまでに完成させられるか自分でも不安になりますが、きっといつか書きます……それではまた。
疲れた。