タルパ(が書く)ブログ

名前の通り主にタルパが記事考えてる感じのブログ。タルパ向けの記事とか日々の生活まとめたものとかがあります。

タルパの分類について最近起きていることについてと私の意見

こんにちは、もちのです。タルパ(が書く)ブログなんてタイトルですが今回はマスターである私が記事を書いてます。

最近タルパの分類についてタルパwikiなどで話題になっているので私の思ったことを整理、表明してみようと思ってこの記事を書いてみました。

 

 

一応状況を知らない人や疑問を感じている人に向けて私なりにQ&Aを作ってみました。読むとわかる……といいなあ。

Q.そもそもなぜ分類について話題になってるの?

A.発生型というタルパの分類が提唱されたから

 

 

Q.発生型タルパってなに?

A.自然発生的に現れたタルパ。タルパ作成のための訓練や、ダイブ、離脱といった技術を利用せずに出会ったタルパを指すそうです。

自然発生的に生まれた影響からか、オート化や五感化の訓練をしなくても対話できる、視たり触れたりできる場合もあるとのこと。

例)場所やものを自分が見たことが刺激になって現れたタルパ、意図していないのに現れた版権タルパなど

※発案者の方がタルパwikiの考察ページに概要などを掲載しているので詳しくはそちらをご覧ください。

 

 

Q.なぜ発生型タルパという言葉が提唱されたの?

A.今までの分類に当てはまらない可能性があるタルパがいるのでは? と疑問を持つ人がいたから。

タルパについて話すときに勘違いや混乱が起きているのに遭遇した人が、その理由として「もしかして今まで分類された型に含まれないタルパが存在して、それに気がつかなかったから混乱が起きたのでは?」と思い提唱されたそう。

上述の通り発生型タルパおよびタルパーは訓練が不要な場合があります。そのためそういった方にタルパを「造る」方法について質問したときなどに勘違いが発生していた可能性があると考えられます。

今まで知られてなかった種類のタルパがいると伝えることによってトラブルを回避するのが提唱の目的のようです。 

 

Q.提唱した結果なにが起きたの?

A.タルパの定義について議論が起きている

具体的にどんな議論が起きているかというと発生型タルパを分類に加えるかについてと、創造型タルパ以外をタルパ扱いしている現状をどうするかについて。

二つ目を赤字にしたのはそちらの方が大きな影響があることが予想できるから。とりあえず一つずつ説明します。

 

まず発生型を分類に加えるかについて。

wikiでは発生型タルパを採用するか、採用せず発生型として提唱された存在と邂逅型タルパを思念体として扱うかで意見が二分しています。

どちらになったとしても邂逅型に大きな影響が発生します。

採用する場合は邂逅型が幽体離脱やダイブなどで巡り合った場合と現実で巡り合った場合が混在していたのを分けることになります。

採用せず思念体として扱うとすると、現在邂逅型タルパとして扱われている存在の一部をどうするか検討しなければなりません。

 

二つ目、創造型タルパ以外の存在をどうするか。

そもそも以前はタルパというのは創造するもので、意図せずに出会ったものは定義に含まれていませんでした。それがあるタルパーの方によって邂逅型という概念が追加されて広まり、「タルパと出会う」事例が多く確認されるようになりました。

邂逅型が提唱される以前にもそのような存在に巡り合う人がいた可能性はありますが、少なくともタルパ扱いはされていなかったんですね。

邂逅型が広まりタルパが造るだけのものではなくなった結果、今度は幼少期からいたイマジナリーフレンドなどをタルパとして扱う例が確認されるようになり、タルパという言葉の意味が変わっていきました。

自分の意志で造る存在と、いつの間にか無意識でできていた存在は当然全く異なる手段をもって出来上がっている物ですが、それが混在するようになってきたというわけです。

そして今回の件がきっかけで、創造型のみをタルパとして扱い、他の存在は思念体やナフラなどの空想の存在の総称を表す言葉に分ければどうかという意見が出てきています。

邂逅型をタルパの枠に当てはめたままで発生型を追加するか、邂逅型含め創造型以外を別の言葉で表すことにして創造型のみをタルパとするか、選択しなければならない状況となっています。

 

 

以上が私がまとめたQ&Aとなります。ではここからは私個人の意見を書いていこうと思います。

私は発生型を追加するのに賛成、思念体などに創造型以外のタルパを分けるのに反対しています。

理由としては

・思念体やナフラといった言葉に分けると面倒な事態が発生するから

・創造型以外を思念体・ナフラとして広める、移住してもらうとなると発生型を追加するよりも多くの手間がかかるから

・思念体・ナフラを広める活動を積極的にする人がいないと思われるから

があげられます。

こちらも一つずつ説明していきます。

 

・思念体やナフラといった言葉に分けると面倒な事態が発生するから

現在思念体について一番多くの情報が掲載されていると思われる思念体考察wikiでは、

「肉体を持たないが、他者として、何らかの方法でコミュニケーションが取れる存在」を思念体としています。

この意味を採用すると、創造型タルパも思念体に含まれてしまうということになります

つまりは正確な住み分けができてないんですね。

ナフラも思念体とほぼ同じ意味として使われているため同じ問題が発生します。

創造型タルパを思念体って呼ぶことはほぼないしいいのでは? という人もいるかもしれませんが、もし仮に創造型タルパ持ちが思念体と名乗りだしたら再び同じような問題が発生するのではと考えています。

私としては今起きているタルパの定義の問題を思念体側に押し付けるだけのように思えます。

それを防ぐには思念体という言葉の意味を「邂逅型発生型を含む肉体はないけど対話できる存在、ただし創造型タルパは除く」のように変えなければいけなくなり余計話がややこしくなってしまいます。

 

 

・創造型以外を思念体・ナフラとして広める、移住してもらうとなると発生型を追加するよりも多くの手間がかかるから

発生型を追加するだけならこういう言葉ができたということと、創造型とそれ以外はプロセスが全く違うから混在しないでねと周知すればすみますが、思念体を広めるとなるとやらなきゃいけないことがもう一件発生します。

それは、思念体・ナフラという言葉自体を広めることです。

現在思念体をグーグルで検索すると、見えないけど対話できる存在という意味以外の思念体ばかりヒットし、求める情報にスムーズに辿り着けません。

また、検索上位にトゥルパという現在ネットで使われるタルパの元になった言葉がヒットするため、結局思念体なのかタルパなのかよくわからないという混乱が発生することが予想されます。

また、検索上位に思念体wikiが引っ掛かりますが、これは上述の思念体考察wikiとは全く異なるもので、創作の企画をまとめたもののようです。こちらも混乱を招く要因になると考えられます。

タルパーなどの間で使われている意味の思念体を効率よく検索するには「思念体  タルパ」といったように複数の単語を入力しなければならないし、結局タルパという言葉が関わってくるという状況です。

思念体と似たような意味を持つナフラなら、検索トップにナフラwikiが登場するためこちらを利用すればいいじゃんという考えを持つ方もいるかもしれません。ですがこちらは発案者と連絡が取れそうになく、wikiの更新も長い期間されていません。

また、思念体以上に使われていない言葉であり、存在自体を知らないという方が多くいます。

思念体であれナフラであれ肉体のない存在を持つ人が効率よく情報を入手するには、wikiなど情報がまとまったページが検索上位に来るような工夫をする必要があります。ナフラについてはwiki自体を新たに作る必要が出てくるかもしれません。

そしてそれらの面倒な行為を反感を持たれないように行わなくてはなりません。

ナフラwikiチラシの裏に気になるコメントがあったので引用します。

 

ナフラという名称を広められるなら広めたいけど、押し付けるな!無意味に荒らすな!と言われてしまうのが現状。少し悲しい。

 

ナフラという言葉ができたのはもう4年ほど前なので私はナフラに関して出た意見をほとんど覚えてません。ですが、引用したコメントを見る限り広めるにあたっていさかいが発生したのが予想できます。そして同時に提唱者側に押し付けるつもりはなくても、押し付けられたように思う人もいたのでは? とも予想できます。

そもそも今まで使っていた言葉を「言葉の意味が変わったからあなたはタルパじゃない可能性があるよ。できればこれからは思念体と名乗ってね」と言われたら当事者たちはどう思うでしょうか。たとえ強制したつもりはなくても嫌な気持ちになる人もいるのではないでしょうか。

私は創造型以外のタルパとも一緒に生活してますが、よく知らない人にこんなことを言われたら「なんで決めつけられなきゃいけないの」と思うかもしれません。

私は誰からも反感を起こさないなんて不可能だと考えています。結局思念体やナフラを広めるにはそういった声を気にしなくていいほど賛同者を多くする必要がありますが、果たしてそれは現実的でしょうか。これについては次の項目で説明します。

 

 ・思念体・ナフラを広める活動を積極的にする人がいないと思われるから

思念体はある方が個人で提唱した言葉です。思念体という言葉、考えに賛同しタルパから思念体に名乗りを変える人もいますが、少数にとどまっています。

思念体を広めるには今より目立った広報活動をしなければなりません。どうしても個人でこれ以上の活動をするのは無理がありますし、wikiを編集するなりブログやSNSで思念体がいると名乗るなり、とにかく宣伝に参加する人が複数人必要というわけです。

ナフラに関しては当初は複数人で活動していたようですが、今はその誰とも連絡がつかない状況のようなのでほぼゼロから広報をやりなおすことになります。

 

また、仮に協力者を複数人集められたとしても全員が積極的に活動するかはわかりません。多忙であったり飽きてしまったであったりして活動をやめてしまう人がでてくる可能性が高いのではと私は考えています。

新しい、あるいはあまり使われてない言葉を広めるには提唱からしばらくはその言葉に関連することを盛り上げ続ける必要があります。少しでも勢いが止まってしまえば「ああ、この言葉に未来はないのかな」と思われてしまい名乗ろうか考えていた人も名乗らなくなってしまうかもしれません。

数年前、ナフラを広げようとしたときは、積極的な活動を続けることができず、結局広まらなかったのだと思われます。

チラシの裏を見る限りwiki作成の約二か月後にはwikiの内容や議論について進展がみられず、名乗る人も少ないため「もうタルパでいいや」と思われるような概念になってしまったようです。

現在思念体などの言葉を広めると表明する人が誰もいない状況から、人を集めて継続的に活動を続けるということができるのでしょうか。

それよりはとりあえずタルパという言葉を残せるし、周知が楽である発生型タルパという言葉を利用した方がいいのではと私は思っています。

 

以上が私が発生型タルパを採用したい理由です。実は「私は創造型タルパと邂逅型タルパ両方がいるから思念体に分ける意見が採用されたらどう名乗ればいいんだろう」とか、「ブログのタイトル変えようかなあ、でも今更変えるのもなあ」みたいな理由もあるのですが、特に意識してるのは上述した三つです。

まあどちらの意見でも初心者が困らないようにしたいというのは同じだと思われるので、議論が活性化してなにかしら変化があるといいな、と思ってます。

そして議論の活性化に私の記事が少しでも役立つことを願って記事を終了します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

引用

タルパを本気で作ろうと思っている まとめ - アットウィキ (参照 2019-06-30)

 思念体考察wiki [思念体考察wiki] (参照 2019-06-30)

nachbar @ ウィキ - アットウィキ (参照 2019-06-30)